近い将来、働いた分のお給料が「給与デジタル払い」になる日が来る。
時代はどんどん変わっていきますね。
さて、デジタル払いになるってどういうこと?
そしてメリットデメリットは?
そんな疑問に答えていきます。
給与デジタル払いってなに?どうしてなるの?
給与デジタル払いとはスマートフォンの決済アプリ、プリペイドカード、電子マネーに直接給与が入金されること。
4月19日、厚生労働省が制度設計案の骨組みを示した一部は以下の通り。
- 給与デジタル払いで振り込まれた給与は支払い当日に現金自動預払機(ATM)などで1円単位で現金化を可能とする
- スマートフォン決済事業者が経営破綻した場合は保証機関などが補償し数日以内に受け取り可能とする
給与デジタル払いはキャッシュレスにしたい国の政策
日本のキャッシュレス化の現状は世界からみてとても低い。
じゃあ、世界で一番キャッシュレス化が進んでいるのはどこかというと、お隣韓国なのです。
韓国のキャッシュレス化の普及率なんと90%以上!
日本のキャッシュレス普及率はしょぼい約26%(2019年)
韓国の主なキャッシュレス化はクレジットが主流。
クレジットで買い物したら条件によって税金の控除を受けられるのでクレジットで購入した方がお得だからクレジットでのキャッシュレス化が90%以上なんですね。
キャッシュレス化のメリットの為に給与デジタル払いを推し進める
キャッシュレス化を高めたい国は政策として給与デジタル払いを解禁にしたいみたいだけど、韓国みたく税金の優遇などしたらキャッシュレス化は跳ね上がると思うのだけどな。
給与デジタル払いと平行で税金優遇の仕組みもして欲しいな~。
給与デジタル払いのメリット・デメリット
給与デジタル払いのメリットは以下のように言われているけど・・・・
メリット
- 企業側の給与振り込み手数料の削減、業務の簡素化
- 銀行口座がなくてもOK
⇒言葉の壁により銀行口座開設が困難な外国人労働者への利便性。雇用側は労働力の確保が出来る。 - 〇〇PAYとかに振込先を選んだらポイントが貰えるかも
給与デジタル払いのデメリットは以下と言われている。
デメリット
- セキュリティの安全性の問題
ハッキングとか不正流出されたら怖いよね・・・ - スマートフォン決済事業者が経営破綻の問題
⇒案では保証機関がなどが補償し数日以内に受け取り可能とするってなってる - 銀行にとっては手数料の収入減
- 給料支払う企業の簡素化とも言われているが非効率化
日払い、週払いとなれば事務作業は大変ですよ~そして給料の支払い先が増えてるってことはミスも増えるのでは? - お給料がポイントで支払いってことにもなるかも・・・
銀行の生き残りは今後さらに厳しい世界になっていくのでしょうね・・・・
海外での給与デジタル払いの現状
- 1.韓国
- 2.アメリカ
- 3.アフリカ
- 4.オーストラリア
- 5.シンガポール
正解は3番のアフリカでした!
給与デジタル払いはアフリカ進んでるのね~
アフリカでは一部の人しか銀行口座を持ってなく、携帯電話での送金サービスにより利便性と現金を持ち歩かないですむ安全性により普及が広まっているんだって。
アメリカなどでは給与デジタル払いではパイカードロールが普及している
給与はデジタル払いにする?銀行振込にする?
近い将来給与デジタル払いが解禁になるとは言え、当分は就業側が給与デジタル払いにするか、銀行振り込みにするかは選べると思う。
なので、どちらがいいかは考えておいた方がいいでしょうね。
給与デジタル払いが向いてる人は、学生や、口座開設が難しい外国人、副業している方など。
給与デジタル払いが向いてない人は、銀行引き落としが色々とある人でしょうね。
銀行引き落としざっと下記の項目のようかな。
- 住宅ローンや賃貸料金
- 光熱費
- 携帯料金、通信費
- 子供の学費
- サブスク代
- 生命保険料金
- クレジット代金
銀行口座から自動で引き落としになってくれるから楽だけど、決済アプリから自分で毎月振り込むとかだと面倒よね。
給与デジタル払いにしたら銀行に引き落とし金額を毎回振り込まないといけなくなる。
振込手数料も発生するから損だよね。
しかし、給与デジタル払いが解禁になったら、ポイント還元祭りがあるかもしれない。
Twitterでもその手の声が上がってますね。
アンテナ張り巡らせてどこがお得なのかの動向を探るといいかも。
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